勝間和代さんのプライベートな報告
5月28日(月)に、Facebookで勝間和代さんの「プライベートな報告」を目にしました。
「え~!?」という大きな驚きはありませんでしたが、「あ、そうなんだ~!」という感想をもちつつ、記事を読んでみると、これまでのこと、そして公表するに至った心情が丁寧につづられていて・・・
もう2年ほど前になりますが、勝間さんがLGBTQを支援する活動の一環として、自身が経営するゲームカフェ「ウィンウィン」で勉強会を開催するのに参加しようと思ったことがあったのです。日程が合わず行けなかったのですが、この頃からLGBTQのアライである勝間さんという印象がありました。
勝間さんについて、仲の良い友達ふたりと語りました
このニュースから2日後。カナダのビクトリアに住むピアレスゆかりさん、福岡に住む須藤美香さんがやっている「はみだし系ライフの歩き方」というポッドキャスト番組にゲスト出演することになっていたので、ひとつのトピックとしてこのテーマを提案し、語り合いました。
*音声のみバージョンはこちらからどうぞ。
私の大好きなアメリカ人の作家にエリザベス・ギルバートという人がいます。
「食べて、祈って、恋をして」で有名な彼女ですが、ファンになったのはこの作品が世に出てからずっと後のことでした。
最新作「Big Magic – 夢中になることから始めよう」で創造性について語っているエリザベス・ギルバートも、以前は男性と結婚、そして離婚。その後、同性のパートナーがいることを公表して話題になりました。
アリーナに居続ける人
「はみだし系ライフの歩き方」ポッドキャスト番組のホストのおふたりと私が好きなブレネー・ブラウンという研究者がいます。
エリザベス・ギルバートも、勝間和代さんも、ブレネー・ブラウンのいうところの「アリーナ」に居続ける人です。
アリーナはこの場合「表舞台」という意味で、要は自分が達成しようとしていること、あるいはこういったブログを書いたりする表現活動などを、どんな批判をうけるかもしれない公の場で堂々と行っているということです。
自分の生きるさまを世間の目にさらしつつ、自分らしくあることを“unapologetic”に追求する人。
それは見ている人にも「自分もそうしていいんだ」という勇気を与える行為です。
ともすると他の人の目が気になって行動がとまってしまうこともある私も、背中を押されました。
公表された内容そのものよりも、勇気ある行動自体に感銘を受けた人も多いのではないでしょうか。
「はみだし系ライフの歩き方」第10回・番組Show Note
0:20 第10回特別ゲスト、塚越悦子さん
0:30 パートナーシップ専門コーチの悦子さん
1:15 3人は「ポートランド」繋がりです
2:00 ゆかりと悦子さんの出会いはtwitter
2:45 10回記念は2部に分けて行います
4:00 リスナーさんからの声
4:48 1部のトピック「勝間和代さんのカミングアウト」
5:37 著名人になってからのカムアウト、日本になかったパターン
7:14 勝間さん=エリザベス・ギルバート? by 悦子
9:18 周囲は定義づけて安心したくなる
9:37 「何でわざわざ公開するの?」という声もあるのはなぜ
10:45 周囲に噂されるよりも自ら公表したかったのでは?
11:51 言うことで変わる社会
12:17 カムアウトしたくないひともいる
13:20 これがニュースになるのも変
13:50 勝間さんは以前からLGBTQをサポートしていた
15:15 勝間さんの好きなところ by ゆかり
17:55 勝間さんは「アリーナに出ていく人」byブレネー・ブラウン
18:10 ブレネー・ブラウンは「ぶれねえ」人 by美香
18:30 「ぶれない」人とは?
19:47 他人のカミングアウトに関してやってはいけないこと
20:40 Outing
21:20 著名人がカミングアウトすることによって
21:35 Outingしかけたことがある美香
22:45 ゲイであることだけがその人ではない
23:35 ゲイのステレオタイプ
24:50 個人レベルで Doesn’t define me
25:45 他人をどう表現するか
27:15 LGBTQがまだ珍しいことである日本
28:50 すこしずつ変わってきている
29:55 アメリカでも保守的な人はいる
30:40 属しているコミュニティによるのでは
31:15 女子の制服で通っていたトランスジェンダーの子
*番組のFacebookページ、ツイッターもチェックしてみてください!
“勝間和代さん=日本のエリザベス・ギルバート?” への 1 件のフィードバック
コメントは受け付けていません。