4つのタイプに分かれる「類人猿診断」
先日、知り合ってから比較的日が浅い女性ばかり5人でお食事会に行きました。
以前のセミナー参加がきっかけで集まったメンバーなので、お互いのプライベートなことはほとんど知らなかったのですが、ユニークな人ばかりでとても楽しい時間を過ごしました。
ちなみに、私たちが出会ったセミナー後の勉強会で、類人猿診断というものを全員やっていました。
質問に対する答えにより、チンパンジー、オランウータン、ボノボ、そしてゴリラの4タイプに分かれます。
チンパンジーは「社交的なリーダータイプ」
オランウータンは「職人気質のこだわり派」
ボノボは「感情豊かな人気者」
そしてゴリラは「平和主義の安定志向」というざっくりとした違いがあります。
それぞれの特徴の詳細はこちらのページをお読みいただくとして、診断によると5人のうち私を含む2人がオランウータン、ふたりがボノボ、そして一人が「貴重な存在」というゴリラでした。
失礼なことを言うパートナーに対する反応
お酒とお食事が進むうちに、話題は自然と恋愛やパートナーシップの話になったのですが、そのときにこの類人猿のタイプ別で同じ物事に対する反応が違っていて興味深かったです。
ひとりが、昔つきあっていた人に言われた失礼な言葉について話していたとき、私ともうひとりのオランウータン・タイプは「それはひどい!」「バシっと言い返しました?」というような質問をしていたのに対し、その彼女と同じボノボ・タイプの女性は「それが言えないんですよね…」ととても共感していたのです。
人に嫌われていないかを気にしがちなのもこのタイプ。前述のサイトではこんな記述があります。
ボノボは基本的には人に好かれるタイプなので、どんなグループでもすんなりなじむことができますが、自分の喜怒哀楽に共感してくれないとすぐに寂しくなってしまいます。チンパンジーの攻撃性にいちいちドキッとしてしまったり、オランウータンやゴリラの冷静さに、「私のこと、嫌われていないかな?」と勝手に心配になってしまうこともあります。
人のことをあまり気にしないオランウータン・タイプ
一方でオランウータン・タイプの人についてはこんな記述がありました。
オランウータンも人づきあいをしないわけではありませんが、その前提には「個人」があります。当然、集団行動は苦手。元気いっぱいで常に社交的なチンパンジーや感情表現豊かなボノボからは「人づきあいのできない人だ」と思われているかもしれませんし、組織に従順なゴリラからは「変わった人」と警戒されているかもしれません。
ただ、そもそもあまり周囲を見ていないオランウータンは、そういう周囲からの「白い目」は気に留めません。褒められても貶されてもあまり意に介さず、マイペースを保って過ごすのが、オランウータンの特徴です。
「誰かにどう思われているか」が気になる、というのは、同調圧力の強い日本のカルチャーの中では、多かれ少なかれみんなが自然にやっていることかもしれません。
でも、誰かと出会いたいと思って活動している人にとって、パートナーを選ぶ際に他人の目がどれほど気になっているかというのは、実は敏感になっておくべきポイントです。
人の目が気になることが悪いというわけではなく、そういう自分を自覚していることが大事だと思います。
スペックが気になるかどうか
婚活が一般的になった昨今、人の属性(学歴や年収など)に言及する「スペック」という言葉がよく使われるようになりました。
私自身はあまり好きな言葉ではないのですが、便宜上「スペック」という言葉を使うとすると、オランウータン・タイプはそれにはあまりこだわらないのでは?という仮説が成り立ちます。
言い換えれば、自分が好きになり、納得感のある相手であれば、世間的にみて「自分と釣り合うかどうか」「Facebookに載せたときに、友人たちに承認・祝福してもらえるかどうか」はあまり判断基準になりません。
一方で、他人にどう思われるか?ということが気になるタイプだったら、好きになったとしても、世間の目を忘れてなりふり構わず恋愛に飛びこむことは難しいということも考えられます。自分はその人と結婚したくても、最終的に家族の反対で破談を選ぶこともあり得るかもしれません。
類人猿診断は主にビジネスシーンで使われているような印象がありますが、このタイプ別でのパートナー選びのデータがあれば面白いなと思います。