「ハーフが美人なんて妄想ですから」(ポッドキャスト番組#25&26)

著者&タレントのサンドラ・ヘフェリンさん

アーティストで、NPO法人The Global Familiesの理事もされているルミコ・ハーモニーさんと一緒に配信しているポッドキャスト番組。

今回は、著者、そしてタレントとして幅広く活躍されているサンドラ・ヘフェリンさんをゲストにお迎えしました。

第25回では、サンドラさんのライフストーリーを中心にお話をお聴きしています。ミュンヘンで生まれ育ち、日本語補習授業校に楽しく通っていた彼女は日本語もネイティブのように堪能です。

22歳で日本に移住して、今までのように日本の名前で自己紹介をすると、驚かれたり、「だんなさんが日本の方ですか」「日本に帰化された方ですか」と質問されるようになり、そこから自分のアイデンティティについて悩むようになったサンドラさん。

そして「ハーフを考えよう」というウェブサイトを立ち上げ、日本在住の様々なタイプのハーフの方と交流するようになります。

サンドラさんの著書「ハーフが美人なんて妄想ですから」には、ハーフという立場の人が日本でどのような苦労をしているか、という逸話が書かれています。

サレジオ教会での結婚講座

サンドラさんのパートナーは日本とロシアのハーフ。彼は通算10年ほどはロシアに住んだことがありますが、日本での生活のほうがずっと長いので、文化的には日本人の要素が強いそうです。

彼が子どものころは、旧ソ連に住んでいたので「共産圏あるある」のエピソードも紹介していました。

また、おふたりはサレジオ教会というカトリックの教会で結婚式を挙げられました。

カトリック教会では、結婚前にカップルで結婚講座(プレマリッジ・セミナー)を受けることが義務付けられていて、サンドラさんとパートナーも4回ほどのレクチャーに通いました。

パートナーのご両親にも「教会のプレマリッジ・セミナーに通っている」という報告はしていたのですが、彼のお母さんは「ロシア正教の教会に通っている」と思い込んでいて、カトリック教会とわかったときには大ショック。

一時は結婚式にも出席しない・・・という騒動になったそうですが、最終的には丸く収まり、ロシアから来てくれたそうです。

国籍について考える

第26回では「国籍」についてお話ししていただきました。実は、サンドラさんとルミコさんが出会ったのも国籍法の勉強会だったのです。

現状の日本政府の公式見解がどうなっているのか、というところから始まり、過去にも国籍が複数あることが問題になった例や、サンドラさん自身の見解をお聞きしました。

国際結婚を考えるときに、避けて通れない国籍のお話。ご興味がある方はぜひチェックしてみてください。

第25回:「ハーフを考えよう」を運営するサンドラ・ヘフェリンさん

第26回:国籍にまつわるエトセトラ

 

 

 

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