プレマリッジ・プロジェクト
アーティストで、NPO法人The Global Familiesの理事もされているルミコ・ハーモニーさんと一緒に配信しているポッドキャスト番組。
第17回では、私が夫と結婚する前に受けたプレマリッジ・セミナーについてお話ししました。
結婚を決めた当時、夫は横須賀基地に勤務していました。横須賀基地では、軍人が結婚するとなったときには「プレマリッジ・セミナー」を受けることが義務付けられていたのです。
彼から「カップルで参加する前提のセミナーがある」と聞いて、とても面白そうだと思ったので受けてみることにしたのです。
結婚式についての意見の違い
プレマリッジ・セミナーでは、「これらのことについて話し合ったか」というチェックリストが渡され、ふたりでそれを話し合ったり、グループでシェアしたりする時間がありました。
セミナーのファシリテーターはアメリカ人男性と日本人女性のふたり。彼らが中心となってディスカッションが進められていきました。
セミナーで出てきた「結婚式について」というトピックで、私たちふたりが結婚式について全く違う意見をもっていることがわかり、ついでにカップルでのカウンセリングセッションも受けることに。
カップルでのセッションは初体験でしたが、第3者が入ることで話し合いがスムーズにいき、ふたりとも思っていることを感情的にならずに言語化でき、お互いに納得のいく解決策を見出すことができました。
親に反対された結婚
また、私たちの結婚は彼の母親には反対されていて、彼もそれなりに悩んでいたようでした。
でも、このプレマリッジ・セミナーの際にカウンセリングを受けていたことが原体験となり、ひとりで(あるいはふたりで)考えても解決できないときに、カウンセラーにヘルプを求めるということに抵抗がなくなっていたので、サンディエゴに行ってから1年ほどは時々カウンセラーのお世話になっていました。
「プレマリッジ・セミナー」を受けるメリットは数多くありますが、結婚前にきちんと話し合うことで、新婚当初の「適応期間」が比較的穏やかに過ごせるだけでなく、その後も長く続く結婚生活においての危機管理という点でも、非常に有意義だと思います。
気になった方はぜひチェックしてみてください。