ダニエル・ピンクのメッセージ
アメリカ人の作家ダニエル・ピンクは「やる気に関する驚きの科学」というTedトークで有名になりました。
最近では、”When:The Scientific Secrets of Perfect Timing”という題名のタイミングに関する本が出版されています。日本語版は勝間和代さんの翻訳・監修で9月に発売されるようです。
私は彼のニュースレターを購読しているのですが、最近受け取ったものの中に「効果的なセルフトークの方法」という動画がありました。
効果的なセルフトーク
彼の名字をとって「Pinkキャスト」と名付けられたミニ動画のエピソード、”This is how to talk to yourself”では、自分を励ますときにどうすると効果的かということが簡潔に説明されています。
例えば、自分で自分に「もっと姿勢をよくしなければ」と言うとします。そのとき、「私は」を主語にするより、「あなたは」と自分に話しかけるほうがより効果的であり、もっとも良いのは自分の名前を使って第3者の視点で言うことなのだそうです。
このテクニックを”Self-Distancing”と言います。自分のことを、まるで第3者のことを観察するかのように距離をおいて眺める方法です。
日本語で説明したものがないか探してみたところ、「バットマン効果ー GRITを高めて、つまらないタスクをやり抜く方法『セルフ・ディスタンシング』とは?」という記事を見つけました。
タイトルどおり「バットマン効果」についても説明されています。
この記事によれば、自分の名前を使うよりもさらに効果的なのは、憧れているキャラクターなりロールモデルなりになりきってタスクに取り組むことだそうです。
夏の短い休暇も終わり、明日から少しずつ平常運転に戻すべく、早速このテクニックを使ってみたいと思います。