「結婚がわからない」連載記事
先日ご紹介した「結婚がわからない」という連載記事の後半、「好きで結婚したんだから困難は乗り越えられる」が通用しなくなった理由について。
この「好きで結婚したんだから困難は乗り越えられる」という気持ちは、結婚当初は誰もが持っているものかもしれません。
でも、実際には「好きだから結婚する」というのはかなり危うい現象なのかな、という気がします。
危うい・・・というのは、それだとうまくいかない可能性が高い、という意味です。
もっと正確に言うと、それだけではうまくいかない可能性が高いと思います。
「好き」というのは感情です。すべての感情は一時的なものといっても過言ではないでしょう。「好きだから結婚する」は、「好きでなかったら結婚しない」あるいは「好きでなくなったら結婚をやめる」ということにもなり得ます。
結婚したから好きでいるんだ
なにも「好きでない人と結婚しなさい」と言いたいのではありません。
そうではなく「好きだから」をきっかけにして、パートナーと結婚観をすりあわせてほしい、ということです。
好きだから、結婚生活をずっと続けたいと今は思う。では、その気持ちを持続させるためには何が必要か?
逆に、気持ちが冷めてしまう理由になり得るのはどんなことか?「結婚するほど好き」な今でも、相手の言動で気になることがいくつか挙げられるのだとしたら、それについてどのような選択をするのか?今はなにもなくても、この先相手について「これは勘弁してほしい」と思うことが出てきたら?
「好きだから婚」(勝手に命名しました)で始まったとしても、心から「愛情で結ばれた、長く続くパートナーシップ」が欲しくて結婚する人には、もう一歩踏み込んだアプローチができるのです。
そのひとつが、プレマリッジ・コーチングです。初めての方は30分の無料相談も行っていますので、チェックしてみてください。
きょうの結論:
「好きだから婚」でもかまわない。
でも「結婚したから好きでいる」努力ができない人とは長続きしない。