「出会いが多すぎて結婚できない」

婚活に疲れている人たち

「婚活疲弊」に陥る男たち 「出会いが多すぎて結婚できない」 という記事を読みました。

婚活疲れをしている人が多いのは、男女とも同じではないかという気もしますが、男性ならではの悩みもあるようです。

どのような婚活をするのかにもよりますが、例えば「王道」とされる結婚相談所を使う場合。男性は「養わなければ」とか「仕事で出世しなければ」といった意識が先に立ってしまうのだそうです。

私の周りにも、バリキャリだったり自分でビジネスをやっていたりして、経済的に自立している魅力的な女性が多くいますが、彼女たちからよく聞くことのひとつは「(自分の仕事について話すと)日本人の男性には引かれてしまう」ということ。

英語で”intimidating”という言葉がありますが、この文脈では「びびらせてしまう」というニュアンスでしょうか。

優秀な女性を前にすると、男性によっては魅力を感じる以前に「自分ではとてもダメだ」と、勝手に気後れしてしまうという現象です。

出会いが多すぎる

この記事には、婚活がうまくいかない理由のひとつに「出会いが多すぎて決められない」という点も挙げられています。

そもそも、「婚活するからには少しでも良い条件の人と結婚したい」という意識がある人も多いでしょう。出会いのために利用するツールによって、年収などが開示されている場合はなおさらそういう傾向があるかもしれません。

それほどは気にしてない、と思っていても、もしそこに年収のカテゴリがあったら、高い方の人からチェックしてしまうのは自然な心情ではないでしょうか。婚活のために高いお金を払っていたらなおさらです。

それに加えて「出会いがいくらでもある」ように感じられてしまうこと。

そもそも引き算で相手を見ているため、少しでも「ここはダメだな」というところがあれば排除していく傾向があるのは、「この人はいまいちだけど、まだ他の候補者がいくらでもいる」と感じてしまうからだそうです。

そういった自覚がなくても、出会いを繰り返しすぎて、もやは自分が何を求めているのかわからなくなってしまった・・・というのは女性からもよくお聞きします。

結婚しなくてもいい自由

今は、すべての人が結婚しなければならない(あるいは、することが期待されている)時代ではなくなりました。

それ自体はとても幸運な、幸せなことだと思います。世界には女性の地位が低く、結婚する相手を自由に選べない国もたくさんあるのですから。また先日は、男性が拉致されて結婚させられるというニュースも見かけました。

男女どちらにしても、自分の意志で誰と結婚するのか、あるいはしないのか、ということを決められるということは、大いに享受すべき自由です。

それでも結婚したいという場合には、「結婚しなければ得られない(と自分が思っている)もの」について考えてみてください。全部書き出してリストにしてみると、意外と自分軸のものはそれほど多くない可能性もあります。

世間体や親のためでなく、自分のために、○○が欲しいから結婚したい、というものに絞って、その中でもさらに、本当に大事にしているものは?ということを自問してみることをお薦めします。中には、結婚しなくても手に入れられるものもあるかもしれません。

そして、結婚しなくても手に入れられるものは自分で手に入れる努力をしていって、その結果「相手に求めるものはもうその存在だけ」というレベルまで、パートナーに対する期待感を小さくしていくことで、婚活の場で相手を見る目も変わってくるでしょう。

自分ひとりではこのワークをすることが難しい、という場合には、コーチングもご利用いただけます。初めての方には無料相談がありますので、チェックしてみてください。

 

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