“Man in the Arena”

セオドア・ルーズベルトのスピーチ

テキサス大学の教授、作家、そして「恥」の研究で知られるBrene Brownの信条のひとつは、アメリカの第26代大統領であるセオドア・ルーズベルトのスピーチ”Man In the Arena”です。(翻訳はこちらの記事を参考にしています)

“It is not the critic who counts; not the man who points out how the strong man stumbles, or where the doer of deeds could have done them better. 

重要なのは批評家ではない。ものごとを成し遂げるのに人がどこで躓いたか、どうすればもっとうまくできたか、そういう粗探しはどうでもよい。

 

The credit belongs to the man who is actually in the arena, whose face is marred by dust and sweat and blood; who strives valiantly; who errs, who comes short again and again, because there is no effort without error and shortcoming;

名誉はすべて、実際にアリーナに立つ人にある。その顔は汗と埃、血にまみれている。勇敢に戦い、失敗し、何度も何度もあと一歩で届かないことの繰り返しだ。

 

but who does actually strive to do the deeds; who knows great enthusiasms, the great devotions; who spends himself in a worthy cause; who at the best knows in the end the triumph of high achievement, and who at the worst, if he fails, at least fails while daring greatly, so that his place shall never be with those cold and timid souls who neither know victory nor defeat.”

常に完璧を目指して現場で戦う人、偉大な熱狂を知る人、偉大な献身を知る人、価値ある志のためなら自分の身を粉にして厭わない人…結局最後に勝利の高みを極めるのは彼らなのだ。最悪、失敗に終わっても少なくとも全力で挑戦しながらの敗北である。彼らは、勝利も敗北も知らない冷たく臆病な魂をもった人びとからは手の届かない場所にいる。

アリーナに立つということ

カナダ在住の友達のゆかりさんが、つい最近「アリーナに立つ人」というブログ記事を書いていました。

記事では、現代に生きる私たちにとって、「アリーナに立つ」という行為の具体的な例がたくさん挙げられています。

この中で、私たち家族にいま関係があるものをいくつか挙げるとすると、

・オーディションに挑むこと

・人前でパフォーマンスをすること

・ブログを書いて公開すること

そして、さらにいくつか付け加えるとすれば、

・喧嘩のあとに自分から謝ること

・海外での研修の機会に応募すること

・ビジネス上で助けを求めること

・本の企画書を送ること

などなど。

「挑戦する」ということには、常に「失敗する可能性」がつきものです。それを、大勢の人が見ているところでやるのはさらに勇気がいることですが、そうしない限りは挑戦したその先にあるものを手にすることもできません。

もっと身近な例でいうと「電車で席を譲ろうと声をかける」というのも、人によってはとても勇気がいることでしょう。断られて気まずい思いをする可能性もありますから。

「アリーナに立つ」ということの本質は、「自分のアクションの結果をコントロールできないときに、それでも勇気を出してやってみること」だと思います。

Daring Greatly Together

ゆかりさんに誘われて、Brene Brownがやっていた”Daring Greatly Together”という取り組みに参加しました。”Man in the Arena”のスピーチを録画して送り、その結果できたものがこちらの動画です。

何かに挑戦しようかなと思いつつ、いろいろな理由を付けて先延ばしにしているようなとき、思い出して見返しては自分を奮い立たせています。

Daring Greatly Together

 

 

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